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特定調停体験談

特定調停はどのような方が申し立てをしているのでしょうか?
新入社員Bさんの場合をご紹介します。

大学を卒業して新卒として商社に就職をしたBさんも、今後の買物や突然の出費に備えて大手カード会社に申し込みをしました。
初めにカードを使ったのはデパートでの買物でした。それでも利用分は翌月に支払うという意識から、たいして借金をしているという実感が湧きません。
ある時、利用した明細書を見ると、ショッピング枠が利用限度額に近づいていることに気がつきました。買物をしすぎた事に悩んだのと同時に、ショッピングとは別にキャッシングの枠があることを知りました。ショッピングが利用できない分をキャッシングで 借金をすることによりまだ買物ができると考えました。
しかし、Bさんは利息についての意識が低かったことや、カードを利用することと借金をするということが結びつかず、うまく返済計画を立てることが出来ませんでした。
そんな中、Bさんは休日に乗っていたバイクで走行中に転倒事故を起こしてしまい、入院に伴う治療費とバイクの修理代が必要となりました。持っているカードの借金の枠はなく、すぐに支払う必要があるため、新規に消費者金融で50万円の借金をしました。
この後はBさんの借金が増えるには時間がかかりませんでした。ボーナスの減額や親族の不幸など、突然の出費がある度に借金を重ねていきました。
その結果、月収の半分以上を借金返済に充てるようになり、借金の取立てに怯える日々が続きました。
このままでは借金の返済が不可能になることは目に見えていますが、Bさんはまだ若く、自己破産をするほどの借金額ではないために特定調停の手続きを取ることで無理のない借金返済をすることができるようになりました。

最初は軽い気持ちでしていた借金が、気がつくと返済しきれない金額にまでなっているケースが多いです。特定調停は、自己破産をする程ではないが、現状のままでは借金の返済を継続できない方が多く利用している手続きです。


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