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多重債務について思うこと

秋葉原で司法書士事務所を開業して4年、200万人とも言われる多重債務者の中のほんの一部分かもしれませんが、今までに多くの相談者の方々とお会いしてきました。
「多重債務者」になるべくしてなった人、そうせざるをえなかった人、相談者の方々が、それぞれ事情を抱え現在に至っていることを常に痛感させられます。さまざまな相談者をサポートする中で、私が感じていることをコラムに綴りました。
「多重債務ストップ!」多重債務から一人でも多くの方を救済したいのです。
(司法書士  植田 孝)


多重債務こらむ

多重債務こらむ

ここ数年前から、テレビCMや電車の中吊広告など、消費者金融の宣伝を目にしない日はありません。まるで、日常に消費者金融の「親しみ」とやらが浸透しているかのようです。多重債務者が急増している今日、それが要因の一つであることは間違いないでしょう。”いつでも、気軽にお金が借りられる・・・”けして間違った情報ではありませんがすべてでもありません。返済計画を立て、「私は大丈夫!」と思っていても、予定外の出来事に対応できず、多重債務への第一歩になっている方が多くいます。

電話無料相談では、多重債務解決にあたっての相談を受けています。
その中で、最近目立つのは心の悩みを訴える相談者です。”どうしたらいいか分からず、頼る人もいない・・・”そんな状況が悪循環を招き、心の病を悪化させてしまっているのかもしれません。事務的な処理では解決しない問題であり、同じことを繰り返さない為にも周りの方々の協力による精神面のケアが必要だと感じます。


利息制限法に定める上限金利を超え、出資法に定める上限金利に満たない金利がグレーゾーン金利です。
賃金業法の改正(平成18年12月20日)に伴い、近い将来グレーゾーン金利が撤廃され、出資法の上限金利が利息制限法の年利最高20%と同様に引き下げられることを知っておきましょう。
この法改正に伴って、金融業者によっては、利息を独自に引き下げているところも見受けられます。

多重債務に陥る原因として、悪質業者の被害にあっているケースが少なくありません。大手金融業者に酷似した社名を名乗ったり、また登録番号を詐称してチラシに掲載するなど、あの手この手で消費者の安心感をあざむきます。 こうした違法業者の情報が金融庁のWEBサイト上で確認出来ますので、違法な金融業者を利用しない為にも一度チェックをしてみましょう。
金融庁「警告情報」


法的な手続きを取られた方でも、のちに架空請求の被害に遭われている方が多くいます。
多重債務に陥った事がある方は、特に狙われやすいので、注意してください。

消費者金融で一般的になっているリボルビング契約があります。借入限度額内であればいつでも自由にキャッシングができるので、自分のお金のような感覚で利用している人も少なくないでしょう。多重債務者のほとんどが、当初は計画的に借入れをするつもりであったと言います。しかし、回を重ねるごとに慣れてしまい、借入れる行為自体を軽視するようになってしまうのが実態のようです。


多重債務に陥る原因は様々です。
中には、親類や知人などから頼まれて連帯保証人になり、それが原因で借金を肩代わりしなければならなくなったケースもあります。
つい先日訪れた借金に苦しむAさんも、その原因は友人が残した多額の借金でした。連帯保証人になったあげく裏切られ、借金を返すために借金を繰り返し、まさしく多重債務の状況に陥ってしまったのです。

お金が必要になると消費者金融を利用しがちですが、安心で有利な各種の公的貸付制度をご存知でしょうか。消費者金融等から借入をする前に、それらを検討してみることも、多重債務に陥る危険を回避する方法の一つです。まずは窓口で相談してみましょう。低利の融資制度や、企業向けの無担保・無保証の融資制度も実施されております。


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